化学薬品の腐食作用を用いて、金属を溶解させる「エッチング加工」



様々な模様やロゴなどをより立体的に見せる「エッチング加工」。
上記のサンプルは全て、金属の表面にマスキング処理を施した後、エッチング(腐食)加工によって柄を作っています。
エッチングをする部分以外をマスキングし、露出した金属面を腐食溶液によって溶解(侵食)することで形状を作り出すもので、金属面の元の高さから柄が下がる(溶解して凹む)ことによりデザインを表現しています。
エッチング工程の概略
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曲面・連続する面へのエッチング加工
パッド印刷によるマスキング処理を行うことで、フラットな面だけでなく、カーブした面や二次元・三次元方向の連続した面へエッチングを繋げる加工も可能です。

エッチング加工が可能な金属・素材
通常の柄付けのようなエッチング加工が可能な金属・素材は、主に真鍮のほか鉄、銅、ステンレス(SUS430)などがあります。条件次第ではニッケル、チタン、クロムにも加工が可能です。
加工のご相談や、その他の素材へのエッチングの可否等、お気軽にお問い合わせください。